社員ブログ

秋の夜長に見る夢は。(後編)

2018/11/08

幼稚園時代、園にはバスで通っていたけどスクールバスではなく、公共のバスに定期券持参で乗り込んでの通園。
そのバス待ちの間、普段は目にする事がほとんどない光景、公道を馬が2頭並んで歩いているのを見たのは驚きでした。
背に人の姿はなく、何かを引いていたけど農耕馬だったのかもしれない。馬といえば競馬のイメージがあるかと思います。
競走馬を引退したら乗馬用の馬になる事もあるらしく(全て、ではない)、何かを調べていたら、こういう行事を
見つけました。

「相馬野馬追(そうまのまおい)」

そうまのまおいい

福島県南相馬市の伝統行事との事ですが、詳しくは検索して頂くとして…いやはや驚きです。
現在の街中を甲冑を身にまとった武者や馬が歩いていたり(なぜか戦国自衛隊を連想してしまったけど全然違うと思われ)。
本祭りにある、甲冑をまとい旗をなびかせながらの甲冑競馬は圧巻だそうです。乗馬クラブの馬が参加しているらしく、
応援していた馬が引退後、この行事に参加しているかもしれないですね。今は昔と違って引退後の馬を支援する協会もあるとの事で、人間の為に走ってきた(走らされてきた?)馬達の余生の幸せを願ってます。

ちなみに日本の在来馬は8種あり、宮崎県串間市の都井岬には野生化した御崎馬(国の天然記念物)の姿が見られる
そうです。

御崎馬(串間市観光物産協会HPより)

御崎馬(串間市観光物産協会HPより)

戦国時代には武士とともに野を駆けていたんでしょうね。

ここで話は大きく脱線!2017年の有馬記念、キタサンブラック号の引退レースでしたが…
無事にゴールする姿を見て涙が…(笑)
武豊ジョッキーの、天を見あげての小さなガッツポーズも印象的でした。
血統で「長距離のレースは向かない」という声を覆していく様は、何事も固定観念に囚われてはいけないと思い知らされた
気がします。事故で亡くなってますが、「砂のディープ(インパクト)」と呼ばれたというカネヒキリ号には病気やケガの為に長期休養、その後見事に復活という不屈の闘志に心打たれるし、どれだけの試練を神は与えるのかと思うと泣けてきます。

ところで、キタサンブラック号のお父さんはブラックタイド号、ディープインパクト号のお兄さんですが、その下に弟君が
いるんですよ。北斗3兄弟を連想してしまいました(ジャギは含まず)。
ブラックタイド=ラオウ? ディープインパクト=トキ? オンファイア=ケンシロウ?
ディープ号は兄・弟と比較するとスリム、2頭はデカそうなイメージがあるけどどうでしょうか。
弟のオンファイア号は3走で引退してしまったようですが、そのうち注目される事を願っている自分がいます。
今年は二刀流というキーワードがありますが、競馬界にも二刀流のお馬さんがいるんです!
障害レースの絶対王者、オジュウチョウサン号。ラジオか何かで初めて名前を聞いた時は「オジョウチョウチョ
(お嬢蝶々)」さんと思っていたので可憐な名前なのに強いなんて…と思ってたら違っていました…
まるでハードルを越えるように障害物を飛越する姿に度肝を抜かれました!2017年のレース、中山大障害は必見だと
思います。そんな王者が有馬記念の出走を目指して頑張っているので、自分も日々できる事から頑張っていこう!
レース中の事故で命を落とす競走馬もいるので、無事を願うばかりです。
脱線が長すぎてスミマセン…(^^;)


月の裏側

今日も夜が更けていく。
この自分は既に無く、誰かの夢の中の登場人物かもしれないし、かつての自分の
行動パターンを学習したAIロボットの記憶かもしれない。
クローン人間の自分とAIロボットの自分。

どちらがより自分に近いのだろうとか考えると、今夜も眠れない…