2025/10/06
社員ブログ
大阪・関西万博2025

開発加工部の岩崎です。
10月初旬、大阪・夢洲で開催の「大阪・関西万博2025」の現地を視察してきました。

ゲートをくぐった瞬間から、世界各国のパビリオンがずらりと並び、色とりどりのデザインに圧倒されました。未来エネルギーがあふれていて、歩いているだけでわくわくする空間でした。
中でもひときわ目を引いたのが、会場全体を囲う巨大な木造構造体です。
無数の梁と柱が格子状に組まれ、まるで巨大な木組みのオブジェのよう。
金物の使用を最小限に抑えながらも、強度と意匠性を両立させており、日本の伝統技術と現代の構造解析が見事に溶け合っていました。
実際に近くで見てみると、非常に緻密で、製造業の立場からも「木でここまで正確に組めるのか」と驚かされました。

会場内はとにかく人の波。
パビリオンごとに長い列ができ、ステージではトークイベントやライブも開催されていました。水辺沿いのエリアでは、レジャーシートを広げて休む家族連れの姿も多く、まるで「未来の街の休日」を見ているような光景でした。
そのにぎわいの中で、「人が集まる場所には、必ず新しい技術やアイデアが生まれるんだ」と、当たり前のようで忘れがちなことを改めて感じました。

視察のあとは大阪名物・串カツで締め。
ソース二度づけ禁止のルールを守りながら(笑)、現場で得た刺激を肴に、同僚とものづくり談義に花を咲かせました。
今回の視察で得た“構造の発想力”と“現場の熱量”を、自社の開発にも活かしていきたいと思います。
