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会社見学
2025/03/12
この度、標識に関する書籍を出版された、りんさんに弊社の会社見学へ来ていただきました!
その時の様子をりんさにブログ形式で書いていただきましたので、ぜひ一読頂けたら幸いです。
では、りんさんお願いします!
初めまして!道路標識が大好きな「りん」と申します。
今日は、有休をとって、福岡旅行に来ました。
福岡といったら、やっぱり「アレ」ですよね!豚骨ラーメン?太宰府天満宮?門司港?
もちろんそれもいいけど、今日は違います!

福岡市東区松島一丁目にある、「山水製作所」
九州全土をカバーする標識メーカーですから、もう私たちの生活には欠かせない会社です。
今日は、特別に、道路標識の製作過程や、実際の作業の様子など、貴重なバックヤードを見学させてもらいます。
早速、工場内に潜入!

ん?この質感、この厚み、まさか道路標識と同じ素材で作ってあったりして?!
ま、まさか、そんなわけないか…!

あっ!この形!これは横断歩道や自転車横断帯でおなじみの五角形ですね。
目の前で、ただの三角形のアルミ板が、この見慣れた形に加工されていきます。


ペラペラの標識を発見…?!
実はこれ、アルミ板に貼る前の、標識の反射シート!
さきほどプレス加工したアルミ板に、この反射シートを貼っていきます!
よく見る「軽車両を除く」の文字も、実はシールになっていたんですね!

実際に持ってみた。ちなみにこの反射シート、「プリズム型高輝度反射シート」といって、
ライトの光が散乱せずにそのまま帰ってくる優れもの!再帰性反射というそうです。
1巻、数十万円以上するとかしないとか…。お前、笑っている場合じゃないぞ!

そんな反射シートを慣れた手つきで一文字ずつ貼っていく社員さん。
下書きに合わせて、一寸の狂いもなく標識が出来上がっていくのですが、ここは職人の業が光ります!

ちなみに、下書きで活躍するのが、山水製作所自慢の「自動罫書きマシーン」。
あらかじめ読み込んだデータどおりに、忠実に下書きをしてくれます!

たくさんの工程を経て、完成した標識がこちら!
普段は高いところに設置されているから気付かないけど、1枚の案内標識は、こんなに大きかった!!
皆さんの身の周りの道路標識は、工場の方々が丹精を込めて作った作品そのものです。
明日から、道路標識を見る目が変わるかも…?